2013年5月4日土曜日

そろそろと、


そろそろと、本日から作品の額装に入る予定です。

額装、即展示という感じで進むので、おそらくはアッと言う間に作業自体は終えるかと思います。後は想像した世界と実際のそれにギャップが無いかになります。展示コンセプトも含めて、確認するわけです。

個展の良さって、ひとつのテーマの中、自分の作品だけで完結され、これ以上でもなく、これ以下でもないという、ある意味、潔さにあると思います。そして、それらが或るスペースに於いて、いかに生かされるかによって、伝えたいモノが明確に見えてくるものなのです。

ひとつの作品が良くたって、それだけでは足りません。作家にとっては、とても厳しく、その上贅沢な空間を作り上げる必要があるのです。だから、皆、開催すること自体、悩むのだと思います。

それでも、個展は作品を制作する人たちにとっては、必要なものです。これを経験しないと、実は前には進めないとさえ言えます。ただし、すぐに出来るものでもない為、絶えず小さな展示を繰り返すことで、個展へと繋げていくわけです。

それと、もうひとつ大事なのは、やはり、タイミングです。早すぎてもいけないし、小さな展示や発表を繰り返し行うことに注力しすぎたり、自分で余計なことを考え過ぎたりして、ずるずると機会を逃すこともあります。

個人的には早すぎると思われる頃でも良いのかなと思っています。

なぜなら、これで終わり、完成してしまうことなんてないのですから。


樋口清之写真展 「溶け出すように」
2013511日(土)- 62日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 \300(期間中何度でも入場出来るパスポート制)


オープニング・パーティー

511日(土) 1900 – 21:00(延長あり)
場所:ギャラリー内 参加費 ¥300(入場料は別にお支払いいださきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

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