2013年7月20日土曜日

案外、心地よいかもしれません。

“Workshop & Review Special Weeks“は、正式には本日開幕です。

先週前倒しで3日間オープンしましたが、本日からはほぼいつでも時間の空いている時にワークショップとレビューを受けていただけます。またとない機会ですので、写真を撮られている方は是非とも参加して、今後の活動に役立ててほしいと考えています。

写真は、カメラというメカを使用しますし、レンズや光といった光学系の知識、プリントに至っては暗室からデジタルまで幅広い知識や技術を求められます。それゆえに、とかくテクニカルな部分やメカとしての性能が重要視されます。確かにそれが無いといけないことは周知のことなのですが、それらが揃えば自分の願った写真が撮れるかと言えばそうではありません。もしそうであれば、膨大な数の作家たる写真家や歴史的写真が生まれているはずですからね。

それでも、技術の進歩は、写真そのものの歴史を変化させている大きな要因で、やはり技術抜きでは語れない部分はあります。ただそこだけを見られてしまうと、写真ではなくカメラの歴史であって、文化としての道程よりも技術的推移になってしまいます。

そこに人としての意思や考え、思想や想いが浮かび上がってくるからこそ、写真としての価値やアート性が生まれてきます。それには、写真に取り組む姿勢やその人自身の生き方が大きく影響してくるわけです。

以前にも書いたかと思いますが、成長や進化を促すものは、向上心と好奇心だと思っています。

それともう一つ、情熱も、ですね。

試しに話を聞いてみようと思われている方は、重い扉を開けて入って来て下さい。

案外、心地よいかもしれません。


○「GIFT」企画参加者募集中!!
 写真による贈り物。メッセージを贈り、届ける、それは表現の基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。

モノクロ作品のみの写真展「モノクロームの世界」も募集中です。





Workshop & Review Special Weeks
2013720日(土)- 811日(日)                                       
13001900、月、火曜日休廊
内容詳細はこちらをご覧ください。

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