2013年11月10日日曜日

言うは易く、

最終日。

これまた恒例のように天気は崩れそうな雰囲気ですが、そんなことは気にせずに最後まで行きたいと思います。見たいと思われて、まだ来られていない方は是非ともお越し下さい。

人の一生然り、つつがなく終わりを迎える方が良いのかもしれないけど、いい意味で少しぐらいは破綻や不安、期待や想像を持たせながら終わってもいいのではと思っています。予定調和で、ハイ、チャンチャンというように、物事を片づけてしまってもどうなのと言うことです。

特に過激である必要はありませんが、アートっていうものはそういった役割を担ったものだと思っているからです。奇抜さや特異性、サプライズや衝撃を意図しがちですが、本当は自分の作品や描こうとする世界に対して、期間限定の生をどれほど与えられたかってことが、作家としての力のように思います。作品はひとつひとつ残っていきますが、それらが織りなす構成や雰囲気はこの場で、この時でなければ感じられないものですし、それを作り上げるのは作家本人なわけですから。

さて、終わりがあるってことは、始まりが必ずあるということです。
始めたからこそ得られるもの、始めなければ決して分からなかったこと、さまざまな出会い、それらは、全て作家にしか与えられないものです。

言うは易く、・・・。

実際にスタートラインに立って、しかも走らなければ、・・・何も得られない。




○「カケガエのないモノ展」「Sha-gaku vol.7」企画参加者募集中!!
 あなた自身にとってのかけがえのないモノを写真で表現しましょう!!
  Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
皆様の参加を心からお持ちしています。

  



亀卦川宏人写真展 「瞬き」
20131026日(土)- 1110日(日)                                  
13001900、月曜日休廊(11/4は除く)




カケガエのないモノ展

20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)

http://kalos-gallery.com/exhibition/kakegae.html



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