2013年12月13日金曜日

「感化される」

「感化される」という言葉には、2つの意味合いがあります。

ひとつは、人に感化されて良い影響を受けるさまで、もう一つは強く感銘を受け、印象に残ることです。悪い方も同様だと思います。それとは別に自分自身が本来持つ感性というものが誰にもあります。生まれてから今日までの経験や知識とは別に、その人に備わったものですね。

個人的な考えですが、「感化される」とは、その感性の部分に直接働きかけがあった場合起こりうるもののように思えます。つまりは、本来持っている自身の感性が深く共感したり、もしくは逆に自分にはない感性を人やモノから受けた時に、そうなるということです。

表現の世界でも、よく誰誰の影響を受けているとか、あの作品はこの作家のとよく似ているよねということを聞きますが、ある意味、それは仕方ないことなんだと思います。昔から言われる○○派とか○○流とかは、ある決めごとの中から自分自身のオリジナルを見つけ、追求していくものでもありますしね。

それでも、本来備わった感性という部分は、年齢を重ねようが、あまり変わらないものだと思っています。ただ、自分自身でもそれに気づいていないことの方が多い為、さまざまな「感化される」を繰り返しているのではと思うわけです。

まとまりのない話になりそうですが、いろいろな「感化される」を経験していくことが、自分自身の持つ感性に気づき、オリジナリティーを見つけるための手段でもあるってことです。

まぁ、その前提として、何に引っ掛かったのかってことを、客観的に考えていかないといけないとは思うのですが。

やっぱり、まとまりのない話だな。



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 Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
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カケガエのないモノ展
20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)



Sha-gaku vol.7 Act-1

2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊

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