記憶している限り、それらは生き続ける。
記憶を記録として留めるためのメディアとして写真が生まれたとしたなら、それ以外に何が必要なのでしょう。もしそれだけのためのものとしたら、目の前にある情景や世界を、正確に、型通りそのまま写し撮れれば良いことになります。
一方、人の記憶には、姿、形の他に、その時に感じた色や匂い、温度や湿度といった感覚の部分が含まれています。写真はそれら全てを含めて写し撮れるわけではありません。もっとも象徴的な光景であったり、それらを想起させるような瞬間であったり、さまざまな断片もしくはそれらの組み合わせから、振り返り感じることが可能になるのだと思います。
いずれにしても、すでに忘れてしまったと思っていたこと(或いはそれすらも意識しないもの)が、ある写真によってその時の記憶を思い起こしたとしたなら、瞬間、時間を遡り、そこにいたモノや人、光景が生き返ります。おそらくは、共通の体験にないイメージであったとしても、それはあり得ることなのではと・・・。
昨日、ある芝居を見ていて、思ったこと。
○「Sha-gaku vol.7」企画参加者募集中!!
Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
2月開催予定のpart2(仮)も同時募集中!!
皆様の参加を心からお持ちしています。
カケガエのないモノ展
2013年11月30日(土)- 12月29日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊(12/23は除く)
13:00~19:00、月曜日休廊(12/23は除く)
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)
Sha-gaku vol.7
2014年1月18日(土)- 2月16日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
0 件のコメント:
コメントを投稿