2013年12月28日土曜日

展示紹介 松江 篤志 「Lago,Rueda」

早朝5時に外に出て見ると、ビルの前は一面雪で覆われ、乾いた雪が舞っていました。今は少し気温も上がり、日差しが出ることもあり、湿った雪に変わったようです。その為、道路はぐちゃぐちゃになる感じですので、残念ではありますが、今日はお客さんもそれほど来られないかと思っています。

少しネガティブな調子で始まりましたが、気をとり直し、最後の展示紹介をします。3番手での登場は、滋賀の大学で写真を学び、今年卒業し仙台へ移り住んできた松江君です。

松江 篤志 「Lago,Rueda



仙台には写真を学べる大学が無いので、こういったタイプがギャラリーに来ることは珍しいのですが、更に珍しく、カケガエのないモノ展が始まる約1カ月前にボランティア・スタッフとして申込をしてきました。通常、こんなことはしないのですが、写真を4年間学んできたことを見込んで、この企画への参加という無茶ぶりをし、準備期間が3週間しかない中、このお題に対して、彼なりの回答を求めたわけです。

もちろん彼の同意なしでは進むことは出来ませんが、学校の課題のつもりでやればよいからとし、特に困った表情もせずに承諾してくれました。もっとも、普段から、あまり表情は変わる方では無いのですが。

そうして、発表に至ったのが、上の画像とこちらになります。



おそらく、タイトルの意味が分かる方はほとんどいないと思います。キャプションはそのヒントにはなりますが、まったくの説明では無いので、イメージから想起させるしかありません。なかなかに挑戦的です。一般の方からすればやや難解かなとは思いますが、これも写真を見ることの楽しみでもあるのです。僕の解釈では、すごくシンプルに私小説的な世界を、写真という静止画を展示という形において、映像のように扱っていると思っています。

どう解釈するかは見る人の自由ですが、少しばかりのヒントとして、
彼は青森で生まれ、一時仙台にも住みましたが、ほとんどは滋賀で育っていることを挙げておきます。

彼は、来年2月後半(たぶん3月初め)から開催予定している、Sha-gaku vol.7 Act-2に参加します。

その時は自分自身のテーマで発表してくれるはずですから、今回とはまるで違った面が見られるのではと、僕は期待しています。

失敗を恐れずに・・・、小さくまとまる必要なんてないのだから。





○「Sha-gaku vol.7」企画参加者募集中!!
 Sha-gakuはいつもと変わらず、自由な表現が基本です。
 2月後半開催予定のAct-2参加者を現在募集中!!
皆様の参加を心からお持ちしています。






カケガエのないモノ展
20131130日(土)- 1229日(日)                                    
13001900、月曜日休廊(12/23は除く)
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

Sha-gaku vol.7
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

○オープニングパーティー
 1/18(土) 19002100(延長あり) 場所 ギャラリー内
 参加費 ¥700(別途入場料はお支払いいただきます)
 予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

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