2014年1月26日日曜日

作品としての写真とは?

Sha-gaku vol.7 Act-1は、ようやく一週目を迎え、昨日も書きましたが、すでに3誌から情報掲載していただき、順調な滑り出しと言えそうです。

この何年かは紙媒体の情報は、ネットのそれに押され、多くの人はなかなか手にしなくなっているのではないかと思います。僕自身、毎日新聞を読んでいるかと言えば、決してそうではないと言えますし、自分が興味ある話題についてのみ読んでいたり、当たり前のようにネット上で検索し調べたりするような感じですから、かなり偏った捉え方をしているのかもしれません。

幅広い見解や意見を耳にし、実際に目にすることで、初めて自分にとって実のある情報になり得るわけで、まぁ、いい意味でも悪い意味でも、情報が認識に変わるというか、自分にとっての真実に近くなると言えるのではないかと思います。

写真は、そういった情報を補足する形で、常に使用され、日常的に目にするものです。連続した映像とは違い(編集無しという意味で)、それらの一部を切り取ったものですから、はたして本当の意味がそこにあるかどうかは分かりません。報道が同じ事象について、違った見解をするのと一緒ですね。

同時に、客観性を強いられた手段、媒体とも言えます。すでにそこに或る何かを、自分自身の肉体ではなく、カメラという道具を通して、一枚の絵にするわけですから。

それでは、作品としての写真とは?

ひとつの考えとして、徹底した客観性を持って表現したもの、或いは写真自体に己の主体を投影させたもの、さまざまな方法論や手法はありますが、いずれにせよ表現する者にとっては、嘘いつわりのない(演出上の嘘ということではなく)姿を、見る側に提示したものだということです。後々、それらを自分自身で否定することがあってもね。

ギャラリーにはそんな写真があるってことです。



○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)


皆様の参加を心からお持ちしています。


Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊

入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)

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