2014年2月12日水曜日

久しぶりに

昨日は祝日とあって、Act-2に出展する方々が来られ、久しぶりに作品内容の打ち合わせやテストプリントをしていました。

出展されている方は、Act-1でも分かるように仙台に住んでいる方だけではありません。むしろ、福島の方の方が多かったりしますので、頻繁にギャラリーで打ち合わせが出来ないのが常です。しかも、自分で検討し、展示準備をする方にとっては、特に僕の存在はあってもなくても良いのだと思います。自分の作品発表なのですから、むしろその方が良いようにも思います。

ただ、経験が少なく、準備の中で、混乱してしまったり、作品や展示、プリントに関する客観的な見解を聞いてみたいと考えている方に対しては、それこそ一緒に考え、僕なりの意見を話すようにしています。写真の評価というものは、評価する側のさまざまな立場の違いが反映されます。例えば、レビューと称する企画の中で、写真家、ギャラリスト、キュレーター、編集者等がレビューアーの場合、ひとつの作品に対して、それぞれが違った解釈をするものです。

著名な賞は別にして、一般的にこのような場合では、評価する側に責任がほとんど伴わないこともその要因のように感じます。その為、案外、自分の思うままに話していたり、経験に照らし合わせた評価に留まったりしてしまうのです。これは事の良し悪しということではなく、評価される側はある程度、そういった事情を承知の上で、時に謙虚に、時に反論を持ちながら、自分の中で消化した方が良いと言うことを意味しています。

僕の場合は、企画を立て、それらを形にして、不特定多数の方々にお見せするわけですから、いつも書いているように最終的な責任は僕にあるわけです。ですので、単純に自分勝手に評価し、放り投げるわけにはいかないのですね。一緒に考え、少しでも良い方向(僕がということではなく、本人にとってというのが重要なのですが)へ舵をとって、自力で進めるようにすることが僕の役割とも言えます。

何か堅苦しい書き方のようですが、結局のところ、僕自身、こういう時間が好きで、楽しんでいる感の方が強いのですね。

何故かって考えると、やっぱり自分だけの為に何かをするのって、
面白くないし、心動かないってことなんだろうな。
  
  


○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
 
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)

皆様の参加を心からお持ちしています。



Sha-gaku vol.7 Act-1
2014118日(土)- 216日(日)                                     
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)




Sha-gaku vol.7 Act-2
201431日(土)- 330日(日) 
13001900、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)


○オープニングパーティー
 3/1(土) 19002100(延長あり) 場所 ギャラリー内
 参加費 ¥700(別途入場料はお支払いいただきます)

 予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!

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