会期後、撤収が終了すると、ギャラリーの壁面はほとんど何もない状態になります。
正確には、常にある販売品や掲示物は残っていますが、メインの展示壁面は、文字通り白紙に戻ると言って良いと思います。次の展示準備までのつかの間であっても、一旦落ち着きを取り戻す感がします。
これから展示される作品に対する期待感や想像したような感じになってくれるかといった不安感もあり、結構いろんなことを考えてしまいがちですが、以前書いたように実はこの期間が一番好きなのかもしれません。
そんな準備期間を経て、お披露目の形になるわけですが、見る側は特に結果以外の部分を知る必要はありません。いわゆるバックステージストーリーは、作る側だけが知っていれば良いのであって、作家や作品に対する評価や価値は、常に、提示されるモノで判断されます。
昨日の話に関連するようですが、それでも結果というものは、ほとんど経過の状況で決まってしまうもので、スポーツ選手が練習で出来ないことが本番で出来ないと一緒で、この部分が一番大事だと、僕は思っています。初めに結果ありきなんてものはつまらないし、そこらをないがしろにして、何となく出来上がったような薄っぺらなものに対しては、見る側も敏感に感じ取りますからね。
何にせよ、自分にとっての満足する姿を目指そうとするなら、面倒くさかったり、苦労するのはつきもので、それらも含めて楽しめるかってことなんでしょう。
でも、それは単純に自分だけが楽しんでいるといった事とは、
ちょっと意味合いが違うんですがね。
○「PHOTO(仮)」企画参加者募集中!!
4つの単語から、新たな創造を!!
PHOTO(仮)
皆様の参加を心からお持ちしています。
Sha-gaku vol.7 Act-2
2014年3月1日(土)- 3月30日(日)
13:00~19:00、月曜日休廊
13:00~19:00、月曜日休廊
入場料 ¥300(会期中何度も鑑賞出来るパスポート制)
○オープニングパーティー
3/1(土) 19:00-21:00(延長あり) 場所 ギャラリー内
参加費 ¥700(別途入場料はお支払いいただきます)
予約不要、入退出自由、差し入れ、持ち込み大歓迎!!
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