2014年4月27日日曜日

曖昧な価値

一般的に価値はお金に繋がっていることが普通で、高価であることが価値の判断基準にもなっているし、安いからと言ってそれ相応以上のものがあれば、それはそれで価値があるとされています。

また、価値観は人それぞれ固有のもので、なおかつそこから得られる満足感も皆違っています。それは、客観的評価から生まれている価値と個人のそれとは明らかに違っているからですね。興味の対象であるかないか、今得たいと思っているかどうかでも違ってくるだろうし、したがって、たとえ同じものであったとしても、いつ何時そこに触れるかによって、価値は変化するわけです。

そもそも、人は生まれたその時から変わらぬ価値観を持っているわけはなく、経験や環境、社会の状況により、徐々に自分なりのものになってきます。ですので、その間に受ける世間一般に認められた価値観の影響は拭えないものでもあるのですね。

だからと言って、自分が持つ価値観を世の中のそれと照らし合わせ、単純に是非を判断する必要もなく、ましてや自分の中で変化していくそれらに恐れることもないのだろうと思います。それほど、曖昧なものですからね。

たぶん、それは自分が今ここに或るのは、ってことになってくるのだろうけど・・・。

言えるのは、与えられる、受け入れることの心地よさや満足感を得たいだけでは、
見えてこないものなんだろうなということ。




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皆様の参加を心からお持ちしています。




Workshop & Review weeks Ⅱ
2014412日(土)- 56日(火)                                       
13001900、 4/295/5,6を除く月曜日、火曜日休廊
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