2014年4月5日土曜日

許容すること

今朝は寒さがまた戻ってしまったようですが、暑さ寒さを繰り返しながら、春らしい穏やかな気候になっていくのでしょうね。

そういえば、今頃マー君が大リーグで初登板しているはずです。イチロー選手も出場しているかもしれませんね。そうすると、あのヤンキースで日本人が二人も同じ舞台に立っていることになります。時代の流れとはいえ、単純にスゴイことだなと思います。なにしろ、野球は先発で9名しか出られないわけですからね。

よく野球とベースボールは言葉は同じでも、まるで違うものと言われます。どちらが世界標準なのかは、各人の捉え方次第で、各々の良いところを吸収し、互いに刺激し合いながら、進化していけば良いのだと思います。

写真もある意味これに似た部分があるように思います。記録であり、記憶の残り香的な写真とそこから何らかの意思を持って作品として捉えられる写真、報道や広告といった情報に強い意味を持つ写真とそれらを排除し、美や創造に重きを置いた写真、カメラやレンズといった道具や手法を主にした写真と撮る行為そのものが作品としての価値を生みだす類の写真、いくつもの側面を持ちながら、多くの人がそれぞれの嗜好や方向を持って、時に楽しみ、時に苦しみながら写真と付き合っているのだと思います。

どれが標準で、どこからが異端だなんてことは言えないのだろうし、これも写真、あれも写真と認めざるを得ない部分に、実は面白さがあるのです。しかしながら、ものすごい幅広い裾野に置かれることで、決まり切った規定やマニュアルなんて必要ないにもかかわらず、その自由さゆえに、曖昧さを生み出し、結果としてこう捉え、考えた方が分かりやすいとし、多分に勝手に決めてしまっているように思えます。

だから、躊躇して立ち止まる必要なんてないし、自らの世界を、進んで狭くすることぐらい哀しいことはないですから。

先ずは互いに許容していくことが始まりなんでしょうね。




新企画“No Plan””Colorful””Natural Woman vol.2” 募集中!!


皆様の参加を心からお持ちしています。




Workshop & Review weeks Ⅱ
2014412日(土)- 56日(日)                                       
13001900、 4/29を除く月曜日、火曜日休廊
ギャラリー所蔵品、写真集、図録閲覧については、入場無料


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