2014年5月23日金曜日

その瞬間の劇的さに

まさに劇的とはこのことを言うんだろうね。

昨夜行われたAFC女子アジアカップ ベトナム2014の準決勝、なでしこジャパンと中国女子代表との試合がそうでした。延長後半、ラストワンプレーが決勝点になり、なでしこジャパンが決勝へと進んだことは、ニュースなどでご覧になったと思います。僕はライブで観ていたので、その瞬間の劇的さに久しぶりに熱くなってしまいました。

その後、夜のスポーツ番組で結果が流れるのを見た時に思ったのは、おそらく、ハイライトやダイジェストでは、その劇的さはなかなか伝わり切れないな、ということです。そこまでに到る試合全体の流れや背景も見えないし、まさに必要な情報が必要な量だけ搔い摘まれた格好ですからね。全てがそうじゃないのは分かっていても、世の中がそうなりつつある傾向はいつも感じているので、飲み込まれないようにしないとな。

それにしても、昨日の試合では、選手たちのプレーひとつひとつが、日本、中国ともとても熱かったです。久々の真剣勝負のように感じました。選手たちはどんな試合でも、真剣に行っているのは当然なのですが、昨日はちょっと特別でしたね。

やっぱり、見る者を熱くするためには、そういう特別な何かが感じられたり、それを引き出そうと選手個々が熱くなっている姿を、これでもかと見せることも必要なんだろうと思うのです。

表現の世界がそのままイコールだとは言いませんが、確実に言えることは、体裁や格好を整えただけの見せかけには、人の心を動かすことは出来ないってことなんでしょう。

たぶん、みんな分かっているのだろうけどね。



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Workshop & Review weeks Ⅱ
2014412日(土)- 次回会期決定まで延長                              
13001900、 4/295/5,6を除く月曜日、火曜日休廊
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